今、話題になっている「初任給が64万円の会社」は、どこなのでしょうか?

どうせ、どこかの一流企業なんでしょ!?



それが聞いたこともない会社でした!
【悲報】4月入社の新入社員の初任給、64万円
— お侍さん (@ZanEngineer) April 25, 2025
これ見てからずっと寝たきり。 pic.twitter.com/a40mD6mhiS
初任給が64万円という高額な給料を出している企業と聞くと、有名な一流企業なのか?と思う人も多いことでしょう。
しかし、実際に調べると、聞いたこともない企業でした!
- 初任給64万円の会社名は?
- どのような仕事をしている企業なのか?
- なぜ、高額な初任給にしたのか?
初任給64万円の会社はどこ?


話題になったきっかけは、2025年4月25日にテレビ東京の「WBS(ワールドビジネスサテライト)」で放送された番組内コーナー「The追跡」の内容です。
実際に、どこの会社なのか「Tver」で、2025年4月25日18分55秒~の番組内容を視聴し確認すると企業名がでていました。
初任給64万円の会社が判明!
ワールドビジネスサテライトの番組を確認すると「地主株式会社」という会社であることが番組内で紹介されていました。
最近、初任給が高額になっているとニュースなどでも話題になっていますが、地主株式会社は、なんと「11年前(おそらく2014年)から、新卒採用の初任給を50万円にしているそうです。
(WBS番組内で地主株式会社の西羅曜旦社長が語っています)
初任給64万円の内訳
【番組内で公開された給料の明細】
本給 | 373,250円 |
時間外手当1 | 126,750円 |
住宅手当 | 100,000円 |
通勤手当 | 42,290円 |
総支給額 | 642,290円 |
「本給:373,250円」と「時間外手当:126,750円」の合計が「500,000円」の基本給になっています。
基本給にプラスして、「住宅手当:100,000円」と「通勤手当:42,290円」ということで、合計64万円が初任給となっています。
今回、話題になっている64万円は、通勤手当も含めた金額のようです。
通勤手当を除いても住宅手当が100,000円なので、実質60万円弱と、かなりの高額な給与になっています。
今も、初任給は64万円なの?
地主株式会社は、今も初任給64万円なのか?現在の求人情報を調べてみました。
すると、「type就活」というサイトで、地主株式会社の求人情報を見つけることができました。




上記は、2026年卒業の新卒採用の求人情報です。
(2025年4月29日に確認した内容です。)
さすがに11年前から初任給50万円なので、今後も、変わらず高額の給与になるでしょうね。
初任給64万円で驚きの求人倍率!
倍率600倍かよww(引用元WBS) pic.twitter.com/MtIHx9hQuV
— てすのん (@bikakinTV333) April 26, 2025
テレビ東京の経済ニュース番組「WBS(ワールドビジネスサテライト)」で、地主株式会社の西羅 曜旦社長が語ったところによると、2025年4月の新卒採用では2名の募集に対し、およそ1200名もの応募があったそうです。
なんと、実に600倍という非常に高い競争率だったことがわかります。
なぜ、高額な初任給なのか?
地主株式会社の西羅曜旦社長によると、初任給を高額にすることで「学生の中で、地主株式会社の認知度が非常に上がっている」とのことです。
初任給を高額にすることで、優秀な人材を集めるのが狙いのようですね。
初任給64万円企業の仕事内容


地主株式会社は、自らは建物を建てずに、土地のみに投資して、地主に徹する企業のようです。
WBS(ワールドビジネスサテライト)の番組内では、
①駅前などの土地を取得
②土地を貸す
③貸した土地を不動産投資商品として売る
というビシネスを展開していると紹介されています。
不動産を取得し、駅前などのスーパーなどに貸し出し、それを不動産投資商品として販売しているのは、すごく賢いビジネスモデルですね。
他の初任給が高い企業ランキング
おはです🥰
— あられちゃん@株2年目 (@RpXUGRZYWDiT2tD) January 19, 2025
新卒初任給が高いランキングに
あの企業も🥰
『就職四季報』知らなかった😳
若い子頑張れ〜🥹💕⁰⁰伊藤忠商事は1月9日、新卒初任給だけでなく全体の平均年収を前年度比約10%増加させると発表している😳💕
40万超も!「初任給が高い100社」(東洋経済オンライン) https://t.co/gfuvKBmrzL pic.twitter.com/aO2zwoACby
東洋経済オンラインによると、2024年4月時点の「初任給が高い100社」ランキングでは、40万円前後の企業が多いことが分かります。
【1位】サイバーエージェント:420,000円
(業種:メディア・映像・音楽)【2位】日本M&Aセンター:402,750円
(業種:コンサルティング)【3位】日本テキサス・インスツルメンツ:390,870円
(業種:電子部品・機器)【4位】セプテーニ・ホールディングス:365,000円
(業種:広告)【5位】電通:355,925円
出典:東洋経済オンライン https://news.line.me/detail/oa-toyokeizaionline/isyrhrf6li4y?mediadetail=1&utm_source=line&utm_medium=share&utm_campaign=none
(業種:広告)
※残業代、住宅手当などが含まれるかは不明です。
「初任給が高い100社」ランキングの結果を見ても、地主株式会社の給料が高いことが分かります。
人材不足が話題のニュースを目にする機会が多くなっていますが、東洋経済オンラインの調査によると上位51社が初任給300,000円と高額です。
一流企業は、今後も人材確保のために、給料が上がっていくことが容易に推測でき、羨ましい限りですね。
まとめ|初任給64万円の会社の実態!
初任給64万円の会社は、WBSで紹介された「地主株式会社」で、基本給50万円に住宅・通勤手当を加えた金額でした。
11年前から初任給50万円としており、2025年4月新卒採用の倍率は600倍と高水準な人気の企業でした。
近年、初任給30万円時代とも言われ、初任給を30万円以上に引き上げる企業が多い中、地主株式会社は、いち早く初任給を高額にすることで優秀な人材を集めることに成功しているのではないかと思います。